西海町・外泊、石垣の里


昭和50年代に撮ったもの

役場のある船越から更に海沿いの道を西に進む。内泊(うちどまり)
中泊(なかどまり)に続く、西海町の北側では、嘉島に近い最果ての集落
である。間違っても(がいはく)と呼ばないように。「そとどまり」である。
古くからある集落のように思われがちだが、割合に新しい。幕末期に中泊
集落の人口増加に伴い、新浦開発が行なわれ、明治12年(1879)頃に完
了した。思ったより新しい集落である。

当時の戸籍には世帯数46戸、人口198人とある。
このあたりで「吉田さーん」と叫ぶと皆が振り返る。
吉田さんと言う姓の多い地域でもある。私の同級生にもいた。

此処は季節風の強い所である。石垣は自然風を避ける為に作られた。その為に
昔は平屋作りで、石垣と屋根の高さが同じであったという。この集落は此処にすむ
地域の人々が独自に作り上げた共同体である。
ちなみに、西海町には交通信号機が無い。(平成16年現在)高茂岬はこの町のはずれにある。

日本アニメ「世界名作劇場」で数々の名作を作った、
楠葉宏三監督が生まれたのはこの集落の近くである。


昭和30年代

映画「旅の重さ」のロケがここで行われた。↑私の記憶では高橋悦史の住居になっ
たのは狭い坂道のすぐ下の家であった。今はどこなのか忘れてしまった。

 
最近はすっかりモダンになってきた。

 

 

北には由良半島が見える。
磯釣りのメッカとも言われて、つり客のための
民宿は昔から多かった。きれいな海以外何も無い所で
心を洗っては如何だろう。国道56号線から有料道路を
通れば、さほど遠くはない。道もここまでは二車線の道路
である。この先から西海町を一周する道路は狭い。


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