上が北方向
この写真は最近私が密かに打ち上げた、情報偵察衛星から撮影した、宇和島城の写真。
一番下の1がいわゆる正門、上り立ち門。右の建物は昔の専売公社、現日本たばこ産業。
2は長門丸跡、子供の頃は一面竹林でしたが、上水道の貯水池になり、小公園になっている。
3は藤兵衛丸跡、現在郷土館なるものがたてられ、横には京町にあった、穂積陳重生家跡の長屋門が移築されている。4は二の丸跡、ここまで登ればもう頂上は近い。5が天守閣 6が通称「裏門」
以前国道56号線沿いにあった、桑折家の長屋門を移築して、城門のごとく使っている。
黄色い線から外は海だった。イは私が子供の頃には水田かハス畑であった。
4と6の中間地点に、通称「ちんちん井戸」と呼ばれた井戸がある。昔は屋根もあったが、いつの間にか壊れ、周りを柵で囲い、上には危険防止のために覆いがつけられている。
周囲の位置関係を見るために、Aは南予文化会館、Bは丸の内の「和霊様」Cは宇和島東高校。赤い線でかこんだ所は、現在はテニスコートになっているが、私が子供の頃には唯一残っていた堀跡であった。
それでは、城山に登ってみよう。まずは1南側の正門(っていうか)上り立ち門から。海抜約80M、多少汗ばむが、それほど時間はかからない。JR駅から来られた観光客には、6から登り、1におりて、天赦園、伊達博物館に向かうコースのほうが便利だと思うが、まあ手順通りに正門から登って見ましょう。